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安心安全に乗るために!タイヤのセルフチェックを忘れずに!

自動車と路面の唯一の接点であり、常に地面と接しているタイヤは、車体を支えると同時に、走る、曲がる、止まるという走行に関して最も重要なパーツです。タイヤが劣化していたりすると走行性能が低下し、制動距離も伸びてしまいます。他にもキズやひび割れなどがある場合や釘や金属片などの異物が刺さったままで走ると、タイヤ自体の重大な損傷にもつながり、大変危険です。安心・安全にドライブするためにも定期的にチェックを行うことが大切です。今回は、タイヤのチェックポイントを紹介します。

 

タイヤの安全チェックをしよう!

・チェックポイント その1 タイヤの空気圧

空気圧は、走行時の安全性や経済性に大きな影響を及ぼします。タイヤの空気圧が減っていると、路面への接地面が多くなり、安全性・安定性影響すると同時に、燃費も悪くなります。タイヤの空気圧は定期的に点検し、適正に入れるように心がけましょう。最近では、セルフガソリンスタンドも増えてきているので、空気圧の点検はオイル交換の時だけという人も多いと思いますが、1ヶ月に1度は点検しましょう。というのも、タイヤの空気圧は、1ヶ月におよそ10~20kpa(キロパスカル)減っていきます。また、ドライブ前には必ずタイヤの接地面のたわみ具合を目視で確認する癖をつけるとベストです。少しでもたわみを感じたらタイヤゲージやガソリンスタンドなどで点検するようにしましょう。

・チェックポイント その2 キズ・ひび割れの有無

タイヤに釘や金属片、ガラス等が刺さっていないか、ひび割れや亀裂が入っていないかチェックしましょう。タイヤに異物が刺さっていたり、亀裂があった場合は速やかに取り除き、修理または交換しましょう。著しくキズや亀裂が入っている場合は、バーストなどを引き起こし大変危険ですので、使用せずに速やかに交換しましょう。また、スペアタイヤの点検も定期的に行いましょう。

・チェックポイント その3 タイヤ溝の深さ

タイヤ溝は、深さが1.6mm以下になると法律で走行することが禁止されています。どのタイヤも1.6mm以下になるとスリップサインで確認することが出来ますので、一箇所でもスリップサインが見えたらすぐにタイヤ交換をする必要があります。タイヤを使用してしばらく経過したらスリップサインを確認するようにしましょう。タイヤ溝の深さが減ってきているとタイヤがスリップしやすく、悪天候時には危険です。すり減ったタイヤはパンクやバーストが起きやすくなりますので、スリップサインが出る前に交換をすることがおススメです。また、タイヤの寿命は、消費期限が4~5年で、走行距離が3万キロといわれていますので、交換の目安にしてください。

・チェックポイント その4 偏摩耗の点検

偏摩耗とは、タイヤの摩耗の一種で、部分的に摩耗した状態のことです。原因としては、タイヤをローテーションしていなかった場合や空気圧が低かった場合、走り方によってタイヤの一部に負担がかかっている場合に起きます。タイヤは、装着位置によって摩耗度合いが変わりますので、前後ローテーションを行うなどして摩耗度合いを均一になるように心がけましょう。

 

変化に気が付くコツ!タイヤのお手入れをしよう

タイヤのお手入れの重要性

車を運転していると、タイヤには泥や砂利、オイルなどさまざまな汚れが付着してしまいます。タイヤは合成ゴムで作られた化学製品なので、汚れの部分と反応してゴムが変質してしまいます。また、土などの汚れは水分を吸収しやすいため、加水分解と呼ばれる反応を起こし、タイヤのゴムを劣化させてしまう恐れがあります。タイヤが劣化するとタイヤの寿命が縮まるだけでなく、バーストなどの重大な事故につながる可能性もあるので、定期的にお手入れをして、汚れを落とすことが大切です。

タイヤはこまめに洗わない方がいい

タイヤはゴムで出来ているため、実は頻繁に洗わない方がいいんです!洗車頻度にもよりますが、洗車のたびに、洗剤を使ったタイヤの洗浄や、硬いブラシを使ったゴシゴシ洗いは、逆にタイヤの劣化を早める原因になってしまいます。特に石油系や強力なアルカリ界面活性剤などが入っているカーシャンプーを使用してしまうとタイヤの表面が傷んでしまいます。タイヤを洗うには、水で表面の汚れを洗い流し、タイヤ用ブラシで水を掛けながら洗うようにしましょう。水洗いで落ちない汚れがある場合は、中性シャンプーを薄めて使用してください。また、タイヤ洗浄後にタイヤワックスを塗られる方も多いと思いますが、タイヤワックスは出来れば水性タイプの物を使用してください。

タイヤの洗浄とチェックを同時に行いましょう

タイヤのお手入れをする時には、同時にタイヤの状態を確認する癖を付けましょう。タイヤを洗う時は、じっくりと見ることができる機会なので、タイヤ点検を行うにはベストなタイミングといえます。チェックするポイントは、上記「チェックポイント①~④」を確認しましょう。

 

タイヤは、自動車の中でも特に交換サイクルが早いパーツであり、安全・安心・快適なドライブには欠かせないパーツです。タイヤの状態が著しく悪い場合は、最悪な事態を引き起こしかねません。重大なトラブルがなかったとしても、操作性や制動力、タイヤの寿命、燃費などの車にとってもカーオーナーにとっても様々な悪影響を及ぼします。定期的なセルフチェックを忘れずに行い、長く愛車ライフを楽しみましょう。

  • Category:技術情報
  • Author:株式会社 アイデンティカ