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経年車へのガラスコーティング施工には注意が必要?

ガラスコーティングを施工する前に下地処理を行うことで、ボディーの汚れ除去や小キズを磨きによって除去します。下地処理によってボディーをガラスコーティング施工前の最適なコンディションにします。しかし、長く乗っているお車によっては塗装状態によって小キズ除去の磨き作業が難しい場合があるのも事実です。そこで、今回は長く乗っている愛車へのコーティング施工時の注意点について解説していきます。

 

磨きが出来ない塗装状態とは

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上の写真は、極端な例になりますが、このようにクリヤー層が剝がれてしまっている車を見たことがあるかと思います。このような塗装状態の場合には、磨き作業を行うことはできません。
経年したお車の場合では、上の写真ような塗装状態になっていない場合にもクリヤー層が劣化していることが考えられるため、ガラスコーティング施工前の下地処理をどのようにするのか判断する必要があります。

・クリヤー層の判断基準

下地処理で磨きを行う際には、クリヤー層がどの程度の磨きに耐えられるのかを見極める必要があります。クリヤー層を見極めるポイントとして挙げられるのが、塗装の肌の状態です。経年車の場合には、レストアし全塗装している車もあれば、ガレージ保管で純正塗装のままの車など、お車によっていろいろなパターンがあります。まずは、施工されるお車の保管環境や今までの塗装歴などを確認して現状のクリヤー層がどのような状態かを判断しましょう。

・磨けないという判断も時には重要です

プロ施工店の経験がある方でも磨きが出来ないなという判断をするのは、難しいものです。しかし、お車の状態によっては、磨けないという判断をすることも重要です。磨けない塗装状態の車を無理に磨いてしまうと、クリヤー層を削りすぎてしまい、クリヤー層の下の層にまで届いてしまうことがあります。そうなってしまった場合、その状態を直すには、再塗装をするしかありせん。磨きが難しい塗装状態のお車は、ケミカルを使用して汚れの除去を行いましょう。

・塗装の剥がれが発生しているお車の場合

上の画像のように塗装の剝がれが発生しているお車の場合には、ガラスコーティングを施工する事が出来ません。このようなお車の場合は、再塗装が必要となります。塗装の剥がれを放置してしまうと塗装によって守られるべきボディー鋼板までもが劣化してしまいますので、早めに対処するようにしましょう。

 

経年車のガラスコーティング施工は、プロに頼もう

経年車へのガラスコーティング施工には、コーティング剤の塗布や前処理としての下地処理の他にも、車の塗膜状態も大きくかかわってきます。塗膜状態が劣化している場合には、下地処理で行う内容にも出来ることと出来ないことがあります。経年車へのガラスコーティング施工を検討している場合には、プロの施工店に相談してみましょう。プロの施工店では、お車の状態に合わせた下地処理を行うことで愛車を完璧な状態にしてからガラスコーティングを施工しますので愛車に深いツヤをもたらします。

  • Category:技術情報
  • Author:株式会社 アイデンティカ