ガラスコーティングの質を左右するボディー磨きって何？
ガラスコーティングの施工時にとても重要な作業としてボディー磨き作業があります。ほとんどの方は、プロの業者に依頼してボディー磨きからガラスコーティングまで施工されていると思います。ボディー磨きは、ガラスコーティング施工前の下処理作業の工程に含まれるのですが、この作業がガラスコーティングの性能を最大限に発揮させることが出来るかどうかの大切な作業になります。そこで今回は、ボディー磨きについて解説していきます。
ボディー磨きを行う意味は？
ガラスコーティングの施工を依頼するとほとんどのプロショップがボディー磨きを行っているのですが、なぜボディーを磨くのでしょうか。
・塗装面に付着している汚れの除去
車の塗装面には、パッと見ただけでは、分からないような汚れが付着していることが多くあります。新車で納車されてすぐの車でも水垢やイオンデポジットが付着していることもあります。それは、新車が納車されるまでの保管期間や移送中などに雨に濡れることや洗車後の水タレなどによって発生してしまいます。そのような汚れは、洗車しただけでは除去できないことがあります。そういったよく見ないと分からなくて、洗車でも落ちない汚れを磨いて除去します。
・洗車キズなどの小キズ消し
新車では、少ないのですが、納車後1～2か月経過した車の場合には、洗車の際に入ってしまう洗車キズが付いている車が多くあります。洗車キズは、どんなに気を付けていても付いてしまうことがあります。そもそも洗車とは、洗車スポンジや洗車用ムートンなどで塗装面を擦ることで汚れを除去するので、「擦る＝キズが付くリスク」があるからです。その様なキズをなくし、完璧な状態でガラスコーティングを施工するためにボディーを磨く必要があるのです。
・塗装面の平滑化
車の塗装面は平滑に見えますが、実際には、凸凹した面で出来ています。凸凹な面の上にガラスコーティングを施工してもキレイな被膜を形成することが出来ません。そのため、ガラスコーティングを施工する前には、極限まで塗装面を平滑にすることがガラスコーティングの性能を最大限に発揮することになるのです。
磨かずにガラスコーティングを施工する危険性
車を磨かずに、ガラスコーティングを施工してしまうと以下のような状態になってしまう危険性があります。
・ガラスコーティングの施工ムラにより、白い筋や濁りなどが発生してしまう危険性がある
駐車環境や走行環境は、人によって様々な環境にあると思います。中には、ガラスコーティングにとっては天敵となる油分が飛んできて付着しやすい環境の方もいらっしゃるかもしれません。他にも鉄工所の近くなどでは、鉄粉が付着しやすいです。このような汚れを完全に取り切るためにも磨くことが大切になります。
・水垢やイオンデポジットなど目に見えない汚れもコーティングしてしまう
「目に見えない汚れであれば、コーティングしてしまったとしても問題ないよ」という方は、なかなかいらっしゃらないと思います。せっかくキレイにするためにガラスコーティングを施工するのであれば、細かい汚れもキレイにしてほしいですよね。また、ガラスコーティングを施工する事で光の屈折率が変わり、今までは見えなかった汚れが目立ってしまい、見えるようになることもあります。しかし、ガラスコーティング施工した後では、目に見えるようになった汚れを除去するにはガラスコーティングも除去しなければ落とせなくなってしまいます。
・洗車キズなどが残ったままコーティングしてしまう
洗車キズなどの細かいキズも前述の汚れと同じで、ガラスコーティングを施工する事で今までは目に見えないキズが見えるようになってしまうことがあります。細かいキズでよく見ないと分からないからといって、そのままガラスコーティングを施工してしまうと取り返しのつかないことになる危険性もあるのです。
ボディー磨きも安心なプロの施工店にお任せください
ガラスコーティングを施工する時のボディー磨きの重要性について理解していただけたかと思います。ガラスコーティングを施工する時には、ぜひ磨きも安心して任せることのできる施工店に依頼しましょう。クルマキレイのプロの施工店では、お車ごとに最適な磨きのご提案をしていただけます。ぜひ、ガラスコーティングの施工時にはプロの施工店にご相談ください。