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雪道ドライブ後に起こる塩害って何⁉

冬になると地域によっては、融雪剤や凍結防止剤が道路に撒かれます。融雪剤や凍結防止剤には、金属を腐食させる成分が含まれていて、雪や雨などの水分と混ざり合うことで、車にサビや腐食を発生させる塩害を引き起こすことがあります。そこで今回は、塩害と塩害によって発生するサビ対策について解説していきます。

融雪剤や凍結防止剤による塩害とは

・融雪剤や凍結防止剤による塩害の発生原因

融雪剤や凍結防止剤には、塩化ナトリウムや塩化カルシウムといった酸性成分が強い金属を腐食させる成分が含まれています。そのような成分が雪や雨などの水分と混ざり合うことで、走行中の足回りやボディに付着し、サビを発生させます。冬の道路には、そのような成分が撒かれていて、車にサビを発生しやすくする環境だと認識することも重要です。

・塩害への対策を忘れずに行いましょう

塩害によって下回りをはじめとする鉄部分にサビが発生したり、サビを進行させたりします。そのまま放置してしまうとサビの浸食によって、部品や塗装面の劣化を引き起こしていきます。サビが進行する部品が腐り、穴が開くこともあるため、サビの放置は非常に危険です。

 

塩害の対策

塩害や塩害によって発生したサビの対策は、以下のようなものがあります。

・洗車の頻度をあげる

洗車をこまめに行うことで、付着している融雪剤の成分を落とすことができるため、サビの発生を抑制することができます。出来るだけ2週間~4週間に1度は、洗車を行い、雪道や降雪地帯のドライブ後にはなるべく早めに洗車を行いましょう。洗車を行うときには、シャワーヘッドをストレートにして下回りに水を勢いよく当ててあげるとサビを誘発する成分を落としやすく洗車できます。また、門型洗車機を使用する場合には、下部洗浄のオプションサービスをつけることをお勧めします。冬の洗車は、汚れを落とすことだけでなく、融雪剤や凍結防止剤のサビを誘発する成分も落とすことを意識して洗車しましょう。

・鉄部分を塩害から守る塗料を塗布する

車の下回り部分には、鉄部がむき出しになっている部位も多くあります。これらの部品には、アンダーコートと呼ばれる防錆塗料を塗布してあげることで鉄部をサビから保護することができます。とはいえ、防錆塗料を塗布すれば完全無欠という訳にはいかないので、定期的な洗車を行い、錆が発生しないように予防することが重要です。

・塗装がはがれてしまったキズは、すぐに直す

車をこすってしまったり、ぶつけてしまったりすると、塗装が剥がれ、鉄部分がむき出しになってしまうことがあります。鉄部分がむき出しになっていると空気中の水分や雨などによってもサビが発生しやすいですので、放置してしまうことは車に大きなダメージを与えてしまうことになります。塩害を防ぐためにも鉄部分がむき出しになっているキズはタッチペンなどを用いて、早めに直すようにしましょう。

 

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本格的な塩害対策は専門店に相談しましょう

洗車やタッチペン補修などの簡単な作業は、自分で行うことができますが、車の下回りの本格的な洗浄(マフラー周辺など)や防錆塗料の塗布などは、車両を持ち上げるリフトが必要となるので、DIYで作業を行うことは困難です。さらに防錆塗料の塗布には専門的な知識や技術、工具などが必要となりますので、プロの施工店に依頼することがベストです。塩害予防は、部品などをサビや劣化から守るだけでなく、車の美観を保つことにもつながります。

大事な愛車のキレイを保つためにも塩害・サビ予防の防錆剤塗布や雪道ドライブ後の下回り本格洗浄などは、プロの施工店にご相談ください。

  • Category:技術情報
  • Author:株式会社 アイデンティカ