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冬に多いバッテリー上がり!前兆と対策を覚えておきましょう

冬は、道路の凍結や降雪などドライブをするにあたり、事前準備をしておかなければならない事やトラブルが他の季節に比べても多くあります。トラブルの中でも、特に冬場起こりやすいのが「バッテリー上がり」です。ロードサービス出動でも最多となっています。旅行や出勤前などにバッテリーが上がってしまうと予定が大きく狂ってしまうだけでなく、出発できなくなってしまうこともありますよね。そこで今回は、バッテリー上がりが起こる時の前兆と起こった後の対策を解説していきます。

 

バッテリー上がりってなんで起こるの?冬場に多いのはなんで?

そもそもバッテリー上がりとは、車の電池である「バッテリー」の電力が放電などによって減少することで、車の電気系統がつかなくなることです。電気系統がつかなくなってしまうことで、エンジンがかからなくなってしまいます。

・バッテリー上がりが起こる理由

バッテリー液の温度が下がることで充電効率が下がることやエアコンなどの使用によって電力使用量が増えることでバッテリー上がりが起きやすくなります。特に冬場は冷え込むことで、気温が大きく下がった早朝や深夜などに出発する時には、前日など事前にバッテリーの確認をしておくと安心です。「いざ出発」という時にエンジンが掛からないことが分かり、慌ててJAFを呼ぶことになるとすぐに救援に来てもらえない場合もあります。冷え込んでいるときには、事前に確認をしておきましょう。
他にも、バッテリーの寿命によるものもあります。バッテリーの寿命は、種類によって幅がありますが、2年~5年といわれています。また、車内ライトやヘッドライトの消し忘れといった人的ミスが原因でバッテリーが上がってしまうこともありますので、車から降りた時には、ライトなどが消灯しているかの確認を忘れずに行いましょう。

・バッテリー上がりの前兆

バッテリー上がりの前兆は、下記の車の変化で分かります。

・エンジンのかかりにくくなる
・ヘッドライトが暗い(走行時と停車時で明るさが違う)
・ルームランプが暗い
・パワーウィンドウの開閉スピードが遅くなる
・アイドリングストップのランプが付かなくなる
・アイドリングストップ機能が使えなくなる
・電圧が下がってくることで、液晶モニターから警告が出る(ハイブリッド車など)

 

バッテリー上がりが起こった時の対処法

バッテリー上がりは、寿命が原因の場合は前兆があるので気づくことができますが、ライトの消し忘れ等のうっかりミスの場合には、前兆なくバッテリーが上がってしまいます。そんな時には、以下の対処法があります。

・ジャンピングスタートでエンジンを起動する(ブースターケーブルを使用)

「ジャンピングスタート」とは、ブースターケーブルを使用して他の車から電気を分けてもらいエンジンをかけることです。電気を分けてもらう車(救援車)のバッテリーと自社のバッテリーをブースターケーブルで繋ぎエンジンをかけます。エンジンがかかったら、しばらくかけっぱなしにしてバッテリーにある程度充電されるのを待ちましょう。「ジャンピングスタート」を行う際は、バッテリーをつなぐ順番、場所がとても重要です。必ず正しいやり方で行いましょう。

・ジャンプスターターを使用

「ジャンプスターター」とは、外付けして使えるバッテリーで、自分の車のバッテリーが上がってしまった時に、接続して簡単にエンジンをかける事ができるものです。ジャンプスターターがあれば、ジャンピングスタートのように救援車がいなくても自力でエンジンがかけられる優れものです。最近では、バッテリー充電機能だけでなく、携帯電話の充電などに使えるUSB端子が付いているものやライトが付いているものもありますので、いざという時の為に常備してくことをおすすめします。

・ロードサービスを呼ぶ

バッテリーが上がってしまい、ジャンピングスタートが出来ず、ジャンプスターターもない場合は、JAFや保険会社のロードサービスに連絡しましょう。サービス会社によって異なりますが、電話やメールで連絡をすることが出来ます。バッテリーが上がったときやその他トラブルの対処に備えて、ロードサービスに加入しておくと安心です。しかし、ロードサービスを呼ぶことで場合によっては、費用がかかることがありますので注意してください。

・バッテリーを交換

バッテリー上がりの原因が寿命によるものの場合は、交換が必要です。ジャンピングスタートなどでエンジンがかかり、自走できるようであればカー用品店や修理業者で交換してもらいましょう。

 

バッテリー以外に原因がある場合も!

バッテリー上がりの原因には、バッテリーの劣化だけでなく「オルタネーター」という走行中にバッテリーへ電気を充電する部品が故障している場合もあります。オルタネーターが故障している場合は、バッテリーを新品に交換しても再度バッテリー上がりを起こしてしまいます。オルタネーターの点検は、カーディーラーや整備工場などで点検してもらうことが出来ます。バッテリー上がりの前兆が見られたときには、オルタネーターの点検も併せて行うと安心です。

 

新型コロナウイルス感染症の影響で、クルマの利用が増えている方、在宅ワークでクルマにあまり乗らなくなった方もバッテリー上がりに注意をしましょう。
自分では、点検やお手入れが難しい方は、プロの施工店に依頼することも出来ます。施工店で、定期的にお手入れすれば、より最高な状態を維持することもでき、メンテナンスなども全てお任せすることが出来ますので、まずは相談してみてください。

  • Category:技術情報
  • Author:株式会社 アイデンティカ