クルマキレイの製品・取扱店について
027-384-3807

営業時間 9:00 ~ 17:00 (土日祝休み)

洗車 コーティング施工のご予約 ご相談
027-395-4006

営業時間 10:00 ~ 19:00 (月曜日定休)

お知らせ
- News -

冬用タイヤへの交換準備はお早めに

10月下旬から気温もグッと低くなり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。北海道など地域によっては、雪が降り始めている地域もあります。これからが冬本番の季節ですが、雪が降る前に大事な愛車のタイヤ交換をしませんか?今回は、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)への切替時期やタイミングについて解説していきます。

 

冬用タイヤへの履き替えは必要なの?

あまり雪が降らない地域の人は、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)への履き替えはしないという方もいらっしゃると思います。なぜ、冬用タイヤに履き替えたほうが良いのかというと、冬用タイヤとサマータイヤでは使用されている素材やトレッド(溝)パターンに大きな違いがあり、冬用タイヤは、冬の路面を安全に走行するためにあるからです。では、サマータイヤと冬用タイヤの特徴はどう違うのでしょうか?

・冬用タイヤの特徴

冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)は、温度が低い雪道でも固くならない素材を使用することで、冷たい路面でもしっかりと密着し、安定して走行することが出来ます。また、特殊なトレッド(溝)パターンを採用しているので、雪が積もった路面や凍結した路面とタイヤの間の水を取り除きやすい作りとなっています。そのため、ハイドロプレーニングが起こりにくく、アイスバーン(路面凍結)上の路面に対応しています。

・サマータイヤの特徴

サマータイヤは、乾いた路面や雨が降った後の濡れた路面を走行するのに最適化されたタイヤです。様々な路面状態で安定して走行することはもちろん、走行時の音や燃費なども良くなるように設計されています。一方で、雪道やアイスバーンといった温度が低い路面ではタイヤが硬くなってしまうことで、グリップ性能が悪くなり、スリップしやすく大変危険です。

以上のことから、雪が降らない地域の方でも車の運転頻度が高い方は、冬場には冬用タイヤへ履き替えておいた方が安心安全に車を運転することが出来ます。

 

冬用タイヤに切り替える時期やタイミングはいつ?

では、いつ冬用タイヤへ履き替えるのがベストなタイミングなのでしょうか。地域によってもタイヤの履き替えタイミングは差があります。

・おススメするタイヤ履き替え時期

冬用タイヤへの履き替えは、雪道を走ることを前提に考えている人が多いと思います。しかし、雪が降る前や雪が降らない地域でも外気温が7度を下回るようになったら、冬用タイヤへの履き替えを検討する時期です。理由は、上記にもある通りサマータイヤは冷たい路面ではグリップ性能が低下してしまうため、制動距離が長くなってしまいます。一方で、冬用タイヤは、素材が柔らかいため、7度以下の低温でも高いグリップ性能をはっきしますので、外気温が7度以下になってきたらタイヤの履き替えタイミングであると言えます。地域やその年によって多少の誤差はありますが、外気温が7度以下になる時期は、初雪を観測する1ヶ月前程度ともいわれます。お住まいの地域の初雪観測予定は天気予報などでご確認し、早めに冬用タイヤへ履き替えましょう。

 

冬用タイヤへの交換時期やタイミングを決定する時の注意点

冬用タイヤに履き替えるタイミングの目安は、初雪が降る1か月前となりますが、緊急事態宣言も明け、新型コロナウイルス感染症もようやく落ち着きだしていて、これから旅行の計画をしている方も多いと思います。旅行へお出掛けする前には、旅行先の天気や気温、雪が降る可能性をよく確認しておきましょう。また、車でお出掛けする際には高速道路を走行することになると思いますが、高速道路の区間によっては雪が降り、冬用タイヤ規制がかかることも考えられますので気を付けましょう。万一の場合に備えてタイヤチェーンを常備しておくのも良いでしょう。

夏タイヤから冬タイヤへの交換は、適切なタイミングで行うことで安全にドライブすることが出来ます。早めのタイヤ交換を心掛けて今年の冬も楽しく過ごしましょう。

  • Category:技術情報
  • Author:株式会社 アイデンティカ