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ヘッドライトの曇りを除去してキレイに愛車にしよう!

今回はヘッドライトの黄ばみや曇りの除去について解説したいと思います。

近年では、1台の車を長く、大事に乗る人が増え、車の平均寿命、車齢が伸びており、2020年3月末時点では、28年連続で高齢化し、26年連続で過去最高齢を更新しています。
その中で、車好きな方を初め多くの方が車の悩みとしてヘッドライトの黄ばみや曇りを挙げられます。しかも、ヘッドライトの黄ばみや曇りが酷い場合、車検の時に光量不足として光量検査で落ちてしまうこともあります。
今回は、車のヘッドライトの黄ばみや曇りの発生原因と予防する方法について解説していきます。

 

ヘッドライトが曇ってしまう原因と防止策

ヘッドライトが黄ばんだり曇ってしまう一番の原因は、太陽光に含まれる紫外線を受けることでヘッドライト表面が劣化してしまうためです。他にも、ヘッドライト表面のキズによる劣化やライトの熱による影響も原因となります。
また、最近ではヘッドライトの素材の多くがポリカーボネートという樹脂製の物が使われおり、昔のガラス製の物よりも劣化しやすくなっています。

代表的な原因と劣化防止策をいくつかご紹介します。

・ヘッドライトに使われる材質の変化

ヘッドライトと聞いて、あなたはどんな材質を思い浮かべますか?昔の車は、ヘッドライトといえばガラスで出来ており、キズや紫外線の影響を受けにくく、ほとんどの車がクリアなヘッドライトでした。しかし、ガラス製のヘッドライトは、事故の際の危険性や飛び散り、デザイン性などの問題から徐々に減っていき1990年代後半には樹脂製のヘッドライトが主流となりました。
主流となった樹脂製のヘッドライトですが、ガラスに比べ紫外線に弱く、キズが付きやすいというデメリットがあります。ヘッドライトの表面には、対候性や紫外線による劣化を防止する目的でコーティングが施されています。ですが、長期間、風雨や塵などや洗車などで擦ったり、紫外線にさらされたりする影響で、コーティングに変色や剥がれが生じます。また、樹脂製のヘッドライトそのものが劣化していくことで、ダメージを受けやすくなり、黄ばみや曇りが発生しやすくなります。

・洗車などによるキズ

洗車でキズがついてしまうことがあるのは、ご存知でしょうか?キズを付けているつもりがなくても、スポンジやウエスでゴシゴシと強く擦り洗いをしてしまうと細かいキズが付いてしまいます。高速道路走行後や夕方から夜にかけて走行すると虫が付くことがあり、それを除去しようと力を入れすぎてしまうとキズが入りやすくなります。キズを付けないためにも、汚れが固着する前にこまめに洗車を行い、優しく洗ってください。また、洗車時に注意していただきたいこととしてシャンプーやワックス、各種コーティング剤などの洗い残し、拭き残しが無いようにしてください。それらの成分が残っているとヘッドライトのコーティングを劣化してしまいます。

 

・太陽光に含まれる紫外線

太陽光に含まれる紫外線によりヘッドライトが劣化し、黄ばんだり曇ったりしてしまいます。ですので、車庫などの日が当たらない場所に駐車している車のヘッドライトは、黄ばみが発生しにくく、クリアなライトを保つことが出来ます。しかし、駐車場環境によっては、どうしても直射日光が当たってしまうこともあります。そんな時は、駐車する向きに注意することや車へカバーをかけるなど、少しの手間でヘッドライトの劣化を防ぐことが出来ます。

 

ヘッドライトの黄ばみ・曇りを除去するには

ヘッドライトの黄ばみ・曇りの原因と劣化防止について書いてきましたが、「じゃあ、黄ばみや曇りが発生している車はどうするんだ」ということについてこれから書いていきます。
黄ばみや曇りを除去する方法は、いろいろな方法があります。主な方法として、耐水ペーパーなどの研磨紙による研磨とコンパウンドでの磨きを行うことで外側の汚れを削り取りキレイにする方法です。外側の汚れ除去だけであれば、ヘッドライトの取り外しの必要もなく、DIYでの作業も可能です。

・ヘッドライトを研磨紙とコンパウンドで磨く

まず、磨き作業に入る前に、ヘッドライトの表面に付着した汚れやほこりを洗浄します。この時に、洗浄を行わずに作業してしまうと細かい砂などで余計な傷を付けてしまうことがありますので、必ず洗浄してから作業を行ってください。次に、マスキングテープ(養生テープ)でヘッドライト周りを養生します。これは、磨き作業の際に、ボディを保護し、キズを付けるのを防ぐためです。
テープで養生したら、研磨紙を使用して研磨していきます。ヘッドライトの劣化の程度によって使用する番手(ペーパー目の粗さ)が異なりますが、通常 1000番から始め1500番、2000番と徐々に細かく(前工程の1.5倍の番手を目安)していきます。使用する研磨紙は、耐水ペーパーと呼ばれるものが一般的です。耐水ペーパーを使用する際には、水をかけながらやさしく擦るようにヘッドライト全体を研磨していきます。細かいペーパーでの研磨は、前工程のキズのならしを行うイメージで、優しく研磨します。
研磨紙による研磨後は、よりキズを細かくするためにコンパウンドを使用して磨き作業を行います。コンパウンドでの磨きは、耐水ペーパーで付けた細かいキズを取り除き、鏡面仕上げにすることで、細かいキズに汚れが入り込むのを防ぎ、ヘッドライト表面が再び劣化するのを遅らせることが目的です。

 

・ヘッドライト用コーティングを塗布し、劣化防止を行う

ヘッドライトを磨いた後は、再劣化防止の為、ヘッドライト用コーティング剤を塗布することが重要です。研磨後のヘッドライトは、もともとのコーティングを削って除去しているため、紫外線の影響を受けやすくなっており、再び黄ばみや曇りが発生しやすい状況になっています。再劣化を防ぐためにコーティングを塗布することで紫外線からヘッドライトを保護します。

 

ヘッドライトがクリアになると車が若返る!

黄ばんだりや曇ったりしたヘッドライトは、研磨と磨き、コーティングを行うことで汚れを除去し、クリアなヘッドライトに再生させることが出来ます。ヘッドライトがキレイになると車全体がキレイに若返って見えますよ。さらにヘッドライトをキレイにするだけでなく、車全体の汚れをなくし、ツヤを出すことで、愛車がさらに美しくなります。

 

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クルマキレイ ヘッドライトクリーナー&コーティングの特徴

「クルマキレイ ヘッドライトクリーナー」は、ヘッドライトの黄ばみをキレイに取るクリーナーです。研磨剤が入ってないタイプの物ですので、ヘッドライトを傷付けることなく、黄ばみをキレイに除去します。研磨剤タイプのヘッドライトクリーナーとは違い、プラスチックライトをキズつけることなく、またポリッシャーが必要ありません。スポンジまたはウエスに原液を付け軽くなでるだけで、すばやくライトの黄ばみを除去できるので、作業時間の大幅な短縮にもなります。
「クルマキレイ ヘッドライトコーティング」は、黄ばみ取りをしたヘッドライトのコーティング剤です。黄ばみを取ったレンズに使用することで、ワンランク上の輝きと長期にわたり黄ばみの発生を制御します。

 

ヘッドライトの黄ばみや曇りを除去し、クリアなヘッドライトに再生させることは、個人でも行うことが出来ます。しかし、ヘッドライトの汚れや状態、状況によっては難しい場合もあります。難しいと感じた時には、プロの施工店に依頼して曇りのないクリアなヘッドライトを復活させましょう。そして、ヘッドライトと共にボディにもコーティングを施工し、愛車に輝きと汚れのない美しいボディをいつまでも維持しましょう。

  • Category:技術情報
  • Author:株式会社 アイデンティカ