ボディーガラスコーティングのメリットとは？
4月は新年度ということで、車の納車が多い時期です。皆様の中にもピカピカの新車を購入した方や納車された方もいらっしゃるのではないでしょうか。折角の新しい愛車には、いつまでも輝いてキレイな状態を保ちたいものですよね。そこで、今回はボディーへのガラスコーティングを施工することのメリットについて解説していきたいと思います。
そもそもガラスコーティングとは何？
ガラスコーティングとは、塗装面をガラス質の被膜で覆うことで、塗装面を酸化やキズから保護し、艶を持続させる目的で施工するものです。
・ポリマーコーティングとの違い
ポリマーコーティングは、施工のしやすさと強い艶を出せることで多くの方に支持されてきましたが、艶や撥水性能を長期間持続させることが難しく、定期的なメンテナンスや再施工が必要でした。一方、ガラスコーティングは硬い被膜を形成するため、ポリマーコーティングに比べて劣化しにくい特徴があり、コーティング性能を長期間持続することが出来るので、最近のコーティング剤の主流となっています。
ガラスコーティングを施工するベストなタイミングは新車時
ガラスコーティングを施工するなら新車時にしたほうが良いと言われていますが主な理由は以下の通りです。
・汚れや小キズが少ない
車のボディーは、大気中の汚れや紫外線、酸性雨、粉じんなど様々な要因によって汚れてしまいます。特に水垢やイオンデポジットなど洗車だけでは落とせない汚れが付着してしまうまえにガラスコーティングを施工することで、それらの汚れから愛車を保護することが出来ます。
・ガラスコーティング前の磨きにかかる時間
新車にガラスコーティングを施工するときでもお車の状態によっては、磨き作業を行う場合があります。新車とはいえカーメーカーから販売店に配送される間に汚れが付着したり洗車による小キズが入っている場合があるためです。しかし、新車時の場合には磨き作業を行うとしても必要最小限の作業で終わりますので、時間や費用もお得に施工することが可能です。
・お手入れのしやすさ、防汚性能が向上
車には様々な汚れが付着します。例えば、花粉や黄砂、雨、砂、ホコリ、雨など日常使用しているだけでも非常に多くの汚れが付着していきます。これらの汚れを放置してしまうと塗装面に浸食し、劣化などの原因となってしまいます。新車のうちにガラスコーティングを施工することによって、汚れの付着を軽減することができ、さらに汚れも簡単に落とすことが出来ますので日々のお手入れも簡単になります。
ガラスコーティングのメリット
ガラスコーティングのメリットは以下のようなことが挙げられます。
・ガラス被膜による艶の持続性
ガラスコーティングの名の通り、ボディーへガラスの被膜を形成し覆うことで、透明感のある艶をボディー全体に生み出し、長期間にわたって愛車の輝きを増します。艶が長く続くので、売却時の査定で査定額がアップしたという声もあります。
・防汚性向上
ガラスコーティングは、汚れないのではなく、汚れを付きにくく、落としやすくするためのもので、塗装面への直接的なダメージを代わりに受ける犠牲膜としての役割もあります。
・日頃のメンテナンスの簡易化
ガラスコーティングを施工した後、洗車が楽しくなったと言っていただくことがあります。それは、汚れが落としやすいと実感するだけでなく、高圧洗浄機やシャワーのジェットで水をかけると簡単に汚れが落ちていったり、洗車後の拭き上げが簡単になったりすることを自分で洗車することによって感じてもらえるからです。日々の洗車を簡単にそして楽しくするためにガラスコーティングを施工しませんか？
ガラスコーティングのデメリット
では、ガラスコーティングを施工するときのデメリットは何があるのでしょうか。
・施工にかかる料金が高い
デメリットとしてまず挙げられることは、施工料金が高いということです。車の状態にもよりますが、新車時でのガラスコーティング施工でも約4～10万円程度かかることがほとんどです。もちろん車のサイズや状態によって前後しますが、なかなか簡単に施工することはできません。
・施工に日数がかかる
ガラスコーティングの施工は、コーティング前の下地処理からコーティング剤の塗布、乾燥、仕上がり確認と1台の車を施工するのに日数を要します。コーティングをムラなく、定着性と耐久性をしっかりと引き出すためにもある程度の時間は必要となります。通勤や日常的に車を使う方は、代車の手配などもする必要があります。
・施工が難しいため、DIYには不向き
ガラスコーティングの施工には、高度な技術を要します。また、技術だけでなく、コーティングに適した作業環境を用意する必要性があります。ガラスコーティングの施工前には車を完全にクリーンな状態にしておくことはもちろん、塗布時や乾燥時には雨風の影響を受けず、ホコリやチリなどが塗布面に付着しない場所が必要です。このような環境を自前で用意することは一般的に難しいため、ガラスコーティングをDIYで行うには不向きなのです。
新車の輝きを持続させるためにもガラスコーティングを施工しましょう
ガラスコーティングを施工する事によって小キズや汚れを落とし、ボディ全体のツヤと輝きが圧倒的に変わります。さらに、塗装面にコーティング被膜が形成されるため日々の汚れが付きずらくなり、普段の洗車が楽になり頻度を減らすことができます。洗車などによるキズの付きやすさも軽減されるので、キレイな状態が長期にわたり維持することが出来ます。新車時に施工することで施工費用や輝きの持続性も長く保つことが可能です。
お気に入りの愛車にガラスコーティングを施工したい方は、プロの施工店に依頼しましょう。プロが施工する時には、ボディーの磨き施工も一緒に行うので、小傷や洗車キズを落とし、愛車に新車以上の輝きと汚れのない美しいボディーを提供します。